カレは2度 殺された。。。

おはよう〜！

日差しは初夏のように強いわ

日焼け止めクリーム しっかり塗り塗りしましょ！

本日もお付き合いよろしくね！

小学校に上がる前のお話

当時ウチには柴ワンコさんが居たの

名前は  ジョン

お散歩も連れて行かれず

母は可愛いとは思っていなかったよう

どんな経緯でジョンがウチの子になったのかはわからない

あまり感情を表さない子だった

表しても  意味ナシと悟っていたのかも。。。

ある日

近所の子達とドッチボールを終え

帰宅したらジョンがいない

ジョンの小屋の周りも見たけれど

やっぱり姿がナイ

母に聞くと

"ジョンを欲しいと言うヒトにあげた"

哀しみより安堵したの

貧乏家で1日1度だけのゴハンしか出さない家より

ジョンを欲しいと言う家はきっと2度くらいはゴハンを出してくれるはず

数日後の早朝

ジョンの声が聞こえた

夢かと思ったけれどそうではなくて

自分の小屋の周りをウロウロしていたジョン

赤い首輪は無く

赤い血と赤黒いカサブタが首周りを覆っていたわ

母の話

"オトコ(当時付き合っていたヤツ)が

犬がキライで奥多摩に捨てて来た

木に縛って置いた"

ジョンは

ソレでもウチに戻って来た

母とオトコが憎くてたまらなかった

ソノ夜

初めてジョンと小屋で一緒に眠ったわ

数日後

またジョンの姿がない

母は

"可哀想だから保健所に連れて行った"

ソノ意味が当時のあたしには良く理解出来ず

保健所はワンコを預かってくれるトコロ

そう理解し喜んだ愚か者だった

保健所へ連れて行かれた動物が

どんな末路を辿るのか。。。

理解出来た頃  母を問い詰めた

問い詰めなければ良かったと後悔

ヒトではナイと思うコトバの羅列だったわ

酷いコトをすれば

形は変われど自分に返って来る

母の晩年は当時再々婚したオトコが事業失敗し自己破産

6人いる娘達は寄り付かず

あたしは

母の葬儀にさえ行かず墓参りも未だせず

もぅね  憎しみは無くなったわ

憎むだけ虚しいでしょ？

アチラの世界で

ジョンに謝罪してくれているはずと信じている

暗いお話にお付き合いありがとう

今日も頑張って仕事するわ〜

大好物のサバの水煮缶の上澄みをペロる

あたしの愛しい♪きらちゃん  (=^ェ^=)